沖縄問題を考える上五島住民の会
「沖縄問題を考える上五島住民の会」は辺境の地を拠点にしているゆえ、活動はほとんどできていません。とはいえ、引き取りの声を上げていくことは本土の人間としての義務と考え、引き取りのネットワークに参加してきました。その”思い”をお伝えすることで、活動報告に代えます。
憲法9条、自衛隊、日米安保という、本来なら相いれない存在を空気のように黙認し、「平和」を謳歌している本土の人間に、沖縄は観光地として以外に視野に入っていません。苦渋の共存を強いられている米軍基地も他人事。観光地の一部ですらあります。
この現実を前に沖縄問題をヤマトに突きつける方法として米軍基地の引き取りはもっとも必要かつ有効と考えます(むろん長崎、例えば佐世保への海兵隊全面受け入れや自衛隊大村基地への引き取り)。わが身のこととして考えない限り、米軍基地も日米安保も日米地位協定も視野に入ってこない。残念ながらこの事実を認めなければならない。その隔壁にともかく穴を穿つ。その証として「引き取る」と叫ぶ。あなたもこの第一歩を踏み出してみませんか。
0コメント